www.dh-jac.net/db1/books/results.php?f9=獣医学
巻頭の部分のみで版元を確定できないが、版木の状態は良い。
この版木は西村市郎右衛門蔵版と同一と思われるが、目録部分の罫線に欠けた箇所があるから
少し後のものであろう。版木一枚裏表四丁の典型的和本版木である。
明治維新の頃,日本にはまだ獣医の制度はありません.この頃は馬の療治は武士の身分の「馬医」が行っていました.やがて,軍隊が洋式化され,革靴,羊毛服,牛肉缶詰が大量に必要となると,馬医は獣医と名称を変え,資格も国家試験免状となります.日本の獣医術や獣医学は主に軍馬の治療と軍人の食料(牛)・衣服(羊)のために発達しました.軍犬や軍鳩が研究の対象となるのは,ずっと後の事です.
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